「推し活」とプログラミングの意外な関係

こんにちは!スタッフのえびちゃんです。
「うちの子、アイドルやキャラクターに夢中だけど、それって将来の役に立つのかしら?」と感じる保護者の皆さまへ。今回は「推し活」と「MBTI診断」を切り口に、子どもたちの“好き”を学びに変えるヒントを5つのテーマで掘り下げます。中高生のみなさんにも役立つ内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。


はじめに

推し活には、プログラミング学習につながるヒケツがいっぱい!

  • MBTIでタイプを知ると、子どもの強み・興味が見える

  • ファン創作活動は「好き」を学びに変える土台になる

  • 当教室では、個性に合ったコース選びでプログラミングの継続をサポート

推し活ってどんな活動?

― 自己表現と集中力を伸ばす“探究の入り口”

「推し活」は、アイドルやキャラクター、VTuberなど“推し”を応援する一連の活動を指します。推しの誕生日を祝うバースデー広告企画、SNSでのハッシュタグ投稿、グッズやファンアート制作――どれも企画立案・予算管理・デザイン・発信という多面的なスキルが自然に磨かれます。

実際、千葉大学附属中学の探究学習「推しごとゼミ」では、19回のゼミ形式で推し活を研究テーマに扱ったところ、生徒は心理的安全性を感じながら自己表現力やプレゼン力を大きく伸ばしました。さらに、探究コンテスト「自由すぎる研究®EXPO2025」でも“推し活を活かした未来のビジネス提案”が部門賞を設けるなど、学外でも研究テーマとして注目されています。


なぜMBTI診断が人気なの?

― タイプを知ると“やる気スイッチ”が見えてくる

MBTI®は人の認知と判断のクセを16タイプに分類する心理検査です。Z世代の間では無料で受けられる簡易版(16Personalities)が拡散され、「自分はENTP!」「INTJ同士わかりみ深い」などSNSで結果を共有する文化がブームを後押ししています。

日本の調査では、協調や調和を重視する文化的背景からF(Feeling)優勢タイプが比較的多いことも報告されています。子どものタイプを知ることで、

  • NT系(論理+直観型)は「新しいアイデアを試せる課題」を、

  • SF系(感覚+感情型)は「仲間と協力するプロジェクト」を――といった具合に学習スタイルを最適化でき、モチベーション維持に役立ちます。


創作活動とプログラミングの共通点は?

― “推し”をテーマにPDCAでスキルが加速

推し活でファンアートを描く、推しグッズの在庫を自動チェックするPythonスクリプトを作る――どちらも

  1. 目的を決める(推しをより魅力的に表現したい)

  2. 調べる・模倣する(画像検索/サンプルコードを読む)

  3. 実際に作る(作品を仕上げる/アプリを動かす)

  4. 改善する(フォロワーの反応やデバッグでブラッシュアップ)
    というPDCAサイクルで上達します。Scratchが世界最大級の子ども向けコーディングコミュニティを持つのも、「作って公開してフィードバックを得る」循環が楽しいからこそです。


好きなものがある子は論理に強い?

― 興味ベースの課題が制御構造の使用頻度を高める

Scratchなどのビジュアル言語では、キャラクターやストーリーが“自分ごと”であるほど、子どもは if 文や繰り返しブロックを多用し、複雑なロジックを自発的に組む傾向が指摘されています。好きという情動が、難しい概念理解へのハードルを下げ、結果として論理的思考のトレーニングを後押しするのです。


Z世代の学びは「共感」がカギ

― 仲間と共有できる場が継続のモチベーションに

1997~2012年生まれを中心とするZ世代は、SNSや動画配信で常にリアルタイムに“共感”を得てきたデジタルネイティブです。プログラミング学習でも

  • 作品を即シェアできるコミュニティ

  • ペアプログラミングやハッカソンの場

  • 質問→即座にフィードバックが来る環境
    が継続率と達成感を高めるとされています。授業や家庭学習でも「発表の機会」と「仲間の反応」をセットにすると、学びがグッと深まります。

  • 教室ではどう取り入れてる?

    当教室「デジタルステーション習志野」では、次のように実践しています:

    1. 推し活×MakeCode:プロクラ学習コースでは月の終わりに自由課題を制作し、みんなの前で発表します。自分の「推し」を作って発表できるかも!?

    2. 制作の振り返り:毎週の授業で課題の達成度を振り返り、改善方法をアドバイスします!

    3. 3Dプリンター制作(予定):夏の講座では3Dプリンターを活用した講座が登場!自分の「推し」を現実世界に作り出そう!



    実践チェックリスト

    1. 子どものMBTIタイプを親子で簡単診断し、傾向を共有しよう

    2. 「推し」を活かした小さな作品(例:アイコン作成・簡単ゲーム)を一緒に企画

    3. PDCAに近い振り返りを作品ごとに行い、「次はこうしよう」と声掛け

    4. 推し活ツールの使い勝手や雰囲気を確認

    5. 定期的に成長を発表する場(作品展・共有タイム)を活用し、達成感を育もう


    FAQ

    Q1.MBTIって科学的に信頼できるの?
    はい、性格タイプの傾向把握には有効ですが、絶対ではありません。子どもの興味や気分で変わることもあるので、参考程度に使うのが安心です

    Q2.推し活する子がプログラミングに向いてる?
    向いています。好きな対象がある子は継続力があり、自己表現や必要性が動機に直結しやすいからです。

    Q3.創作が苦手でも大丈夫?
    大丈夫です!MakeCodeのようにゲーム状に扱える教材や、順序立てて進めるプロクラ基礎コースもあります。小さな成功体験を積むステップから始めましょう。

    Q4.教室では親も見学できる?
    はい。普段の授業や発表の様子を定期的に公開し、保護者の皆さまにも成長を実感いただいています。

    Q5.体験予約はどうすれば?
    当記事最後のリンクから無料体験をご予約いただけます。お子さまの興味に合わせたコースをご案内します。


    まとめ ― “推し”と“タイプ”で学びをカスタマイズしよう

  • 推し活は企画力・発信力を高める探究テーマ

  • MBTI診断は子ども一人ひとりの学び方を可視化

  • 創作×プログラミングは共通のPDCAで相乗効果

  • “好き”が論理思考を促し、Z世代は共感型の場づくりで伸びる

  • 「推し活」はただの趣味ではなく、子どもの創造力・集中力・論理力を育む入り口です。
    MBTIで個性を理解し、「好き」を活かしたプログラミング学習を取り入れることで、学びは楽しく効果的になります。

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