必修まであと1年!-2020年から必修になるプログラミング学習とは?-2

プログラミングを学習する事で何ができるようになるのか?

分かりやすくご説明します

プログラミング教育、プログラミング学習のイメージ

前回の記事「必修まであと1年!-2020年から必修になるプログラミング学習とは?」
の中で、プログラミング学習の実際の学習内容についてお伝えしましたが、

今回は、プログラミングを学習する事で【何ができるようになるのか】を
分かりやすくお伝えしようと思います。
前回も書きましたが、プログラミングは新しいサービスを作り出せる素晴らしいツールです。
では、「新しいモノを作れる人」になるにはどうしたらいいのかを
今回は分かりやすく例えていこうと思います。

家を建てる事に例えてみます。

いきなり、この家を作ってください、と言われてもできませんよね。

①必要な材料・道具を知る
(材料・どんなモノで作られているかを知る)

まずは家を作る材料を思いつくかぎり上げてみてください。

木材やガラス窓、屋根、鉄骨、壁紙、トイレやお風呂など、
たくさんあると思います。

また、ドリルや金槌など組み立てに必要な道具も色々あります。

材料は、ロボットプログラミングではブロックやセンサーに当たります。
道具は、センサーの種類や使い方、条件(じょうけん)の作り方に当たりますね。

②まずは道具の使い方から
(たった一つのプログラムから)

どんな材料があるか、なんとなく分った所で
早速家づくりと行きたい所ですが
いきなり普通の家の組み立て方は難しいので
最初はきほんの、板とくぎ、金槌の使い方、ネジの回し方を学び(どのセンサーがどんな役割なのか)
それが出来てきたら、「木箱」を作ります。
簡単ですが、基本になる大事な部分です

③レベルアップ(発展と応用)

木箱の作り方が分かったら、次は犬小屋を作ってみましょう。それが作れたら次はもう少し部品の多いものを作りましょう。

④組み立て方・仕組みと設計を学ぶ
(どんな順番で作られているか)

徐々にレベルアップしていく事で、何を作る時に、どの材料がどの順番で必要かが分かってきます。

どんな家が作りたい?(どんなロボット/ゲーム/を作りたい?)

この③と④を繰り返していく事で
最初は何もわからなかった所から、犬小屋、玄関、部屋と作れるようになっていき、
最後は家の建て方が分かります。

自分の好きな家が作れるようになる
(作りたいものが自分で作れるようになる。)

答えは一つじゃない

家にはいろんな形の家があり、正解はありません。
自分の住みたい家、作りたい家、(やりたい事や目的)
今までになかった家(新しいサービス)を考える事ができ、それを自分で作れる人を育てていけるのが
このプログラミング教育の最大のメリットだと思います。

自分の作りたいロボット・便利にする方法や面白いゲームやルールなど、
いろんな方向に発想した事を、筋道を立てて実現する為の順番を考えていく。
また、それができるという事を知ってもらう。
とても大事な事を身に着けられると考えています。