2019年になり
いよいよ来年度からプログラミング学習が必修科目となります。
しかし今だにこのプログラミング学習がどんな物なのか。
教室で生徒さんが作ったロボットをいくつか紹介してきましたが
このプログラミング学習が実際、具体的に将来のどんな事に役立つのか。
イメージとして掴めない親御さんも多いのが現状です。
プログラミング学習は設計学習であるという事は以前のブログでご紹介しました。
世界ロボット大会
今回は、
WRO(World Robot Olimpiad)という小中学生が参加できるロボットプログラミング大会の様子を交えて
プログラミング学習と将来社会に出たときにどう役立つのかを
ご理解いただければと思います。
この大会は、
規定の課題(あらかじめ決められたコース)をクリアする、通常のロボット大会のカテゴリと
与えられた課題(与えられたテーマ)の問題解決をクリアする「オープンカテゴリ」
とに分かれます
今回はこのオープンカテゴリに与えられた課題からご紹介していきます。
去年与えられたテーマは「FOOD MATTER」食料問題。
世界的な今後の課題としての食料問題を解決するのが
・ 持続可能な農業を可能にする
・栄養改善
・安全な食料
・飢餓をなくす
この4つの目標のうち二つをクリアする事が条件です。
課題解決
SAMURAI CANDYという小学生チームがこの課題に取り組みました。
メンバーのうちの一人の子が、恵方巻が大量に廃棄されているニュースを見て
「この恵方巻を世界中に届けるにはどうしたらいいか」を考えたそうです。
お寿司は痛むのが早い為、このチームは恵方巻を飴に加工する事にしました。
飴にすれば長期保存が可能で、世界中に届ける事ができる食品の一つになります。
*引用元 cnet japan様
課題解決が成長のカギ
与えられたテーマにそって課題を解決する。
この事は私たち大人も日常こなしている事の一つです。
成長のスピードが速い過程に経験することで
課題解決に向けた姿勢とスピードも自然に身についていくと考えています。
デジタルステーション習志野では
今後こういった大会の参加も視野にいれつつ生徒さんのレベルアップに尽力していきたいと思います。