こんにちは。デジタルステーションスタッフの小澤です。
今回は、マインクラフトでレッドストーントーチを活用して「AND回路」と呼ばれるものを作っていこうと思います!
AND回路が作れるようになれば、トラップやギミックにバリエーションができ、よりマイクラが楽しくなるはずです。では早速、見ていきましょう!
AND回路とは?
AND回路は、複数のスイッチ(入力)がすべてオンのときにだけ出力がオンになるレッドストーン回路のことです。たとえば、2つのレバーが両方オンになったときにだけドアが開く、といった仕組みが作れます。
入力と出力の関係(例)
-
レバーA:オフ、レバーB:オフ → 出力オフ
-
レバーA:オン、レバーB:オフ → 出力オフ
-
レバーA:オフ、レバーB:オン → 出力オフ
-
レバーA:オン、レバーB:オン → 出力オン
このように、全ての条件がそろったときにだけ動くため、謎解きや安全装置に応用しやすいのが特徴です。
AND回路の作り方
使用するアイテム
-
レバー × 2
-
レッドストーンダスト × 数個
-
レッドストーントーチ × 3
-
ブロック(石など)× 3個
-
レッドストーンランプ
手順
-
レバーを地面に2つ数マス開けて設置する。
-
各レバーの前にレッドストーンダストを伸ばす。
-
その先のそれぞれにブロックを置く。

-
それぞれのブロックの向かい側にレッドストーントーチを1本置く。
-
その先にレッドストーンダストを伸ばしていき、合流させる。

-
合流先にブロックを一つ置く。
-
先ほどと同じようにブロックの向かい側にレッドストーントーチを1本置く。
-
その先にレッドストーンダストを伸ばし、レッドストーンランプを置く。

動作確認
2つのレバーがオンのときだけ出力トーチがオフになり、ドアが開いたりランプが点灯します。
レバーが両方ともオフの時や片方だけオンの時はランプがつきませんが、、、
両方ともオンの時はランプがつきました!
AND回路の活用例
-
協力型スイッチ:2人で同時に操作しないと開かないドアなど。
-
誤作動防止装置:2つの確認条件を同時に満たしたときだけ作動する安全機構。
作例:秘密の金庫ルーム
秘密の金庫ルームを作りたいとき、レバーが2つ設置された壁を用意し、それらが両方オンになったときにのみ金庫の扉が開くように設定します。
-
金庫の部屋の入り口に鉄のドアを設置。
-
ドアにつながるように、AND回路を裏側に組み立てます。
-
2つのレバーは少し離れた場所に設置し、それぞれを操作しないとドアが開かないようにします。
-
両方のスイッチをオンにしたときだけ、鉄のドアが開いて中に入れる仕組みにします。
このようにしておけば、ひとりでは開けられない金庫になり、友達と一緒に仕掛けを楽しんだり、ストーリー性のあるワールド作りにも応用できます!
まとめ
AND回路を作ることで、「複数の条件を満たしたときに結果が起こる」という論理的な考え方を体験できます。
これはプログラミングにおける条件分岐や論理演算にも関係しており、自然と考える力を育てるきっかけになります。
マインクラフトを通じて、遊びながら論理的思考を楽しく身につけましょう!
デジタルステーション習志野では、スクラッチによく似た操作でプログラミングができる「プロクラ」という教材を使用してプログラミングを楽しく学ぶことができます。
子どもたちが“楽しく・深く・自分らしく”学べる環境づくりを大切にしています。
皆さんもぜひ一緒にプログラミングを学んでみませんか?
▼無料体験のお申し込みはこちら▼
デジタルステーション習志野
〒274-0063 船橋市習志野台4-1-7 習志野駅前郵便局2F
- 駅から徒歩一分
- 入り口はこちら
- 駐輪場



