鬼退治ゲーム
今日紹介するのはゲームロボ!
その名も鬼退治ゲーム!といっても、今回動くのは鬼だけです
(もしできそうなら、改造して主人公も動くようにしてみましょう)
赤く目が光っています。
ゲームとプログラムの流れ
①タッチセンサーを押すとアタック!鬼が倒れていきます。決まった回数を押す事でクリアとなります。
②制限時間の設定
③成功・もしくは失敗の条件
成功
制限時間が来る前に決まった回数を押せるとクリア!
失敗
制限時間を超えると失敗
49回でもカウントは0回にもどります。
プログラムの流れ
プログラムの流れを説明します
今回は変数(へんすう)を使います。
カウント(押された回数)をへんすうに表す
最初は0ですが
タッチセンサ-が押される毎に+1ずつされていきます。
なので10回押せば、変数は10になっているはずです。
鬼をたおす
次は鬼の倒し方ですが、鬼はモーターの角度を変える事で倒れる(ように見えます)ように組まれています。
1度ずつ倒せる(押されると決まった角度が変わる)事が大事です。
①最初のモーターの角度(まっすぐ)を設定します。なぜ変数にしたのかは次です。
②1回目に押されると90度+1(もしくは-1)にしたいので
これでも良さそう。と思いましたね。
でもこれでは、2回3回と押しても、ずっと90+1なので、見た目上はずっと91度のまま動きません
ここで変数の登場です。
「変数を1ずつ変える」は「変数を変数+1」する事と同じです。
すると、変数が変わると、モーターの角度も同時に変わるので、
タッチセンサーが押されるだけでモーターも徐々に倒れていく事になります。
変数の使い方
変数を上手につかうと、
プログラムを短く作る事ができます。
今回の説明ではcountとoniという二つの変数を使いました。
プログラムを組み合わせると
となります。
ですが、今回の
カウント(押された回数)をへんすうに表す
鬼をたおす
の作り方は1つではありません。もっと効率の良い組み方があるはずです。
それを探る方法は、
まず、あなたが考える一番かんたんで、もっとも効率の悪い(ながい)組み方を作ってみる事です。
そこから、少しずつ効率の良い(みじかい)組み方に進化させていきましょう。
そうすると、この後に出てくる事にも同じような組み方が出てきます。
その時にしっかりと役立つはずです。
実際の動き
どんな事に使えるかな?
前回の「移動式アームロボ」
どんな事に使われているか分かりましたか?
家族でのお出かけや買い物で目にしている人も多いかもしれません。
このロボットができる事は
①アームを自分で操作(そうさ)できる事
②つかむ・はなすができる事
です
このロボットの動きは基本的なものなので、色々なロボットに使われています。
なので、答えは一つではありません。
答えの例:UFOキャッチャー
この答が思い浮かんだ人もいると思いますが、
他のものでも、動きが合っていれば正解です。
そのロボットの動きを考えて、色々な答えを話し合ってみてください。