好きが伸びる!モチベーションを引き出すプログラミング体験

こんにちは。デジタルステーション習志野スタッフの小澤です。

最近、忙しくてなかなか自分の時間を確保するのが難しい日々が続いています。そんな中でも「やっぱりプログラミングがしたい!」という気持ちを心のどこかで持ち続けていて、スキマ時間を見つけては、少しずつコードに触れるようにしています。

ふと考えました。「この“やりたい”という気持ちは、どこから来ているんだろう?」と。

子どもたちにとっても、プログラミングの勉強を始めたはいいけれど、途中でつまずいて投げ出してしまったり、継続が難しかったりすることはよくありますよね。実際、「やる気が続かない」「最初は楽しそうだったけど…」という声を、よく耳にします。

そこで今回は、「プログラミングのモチベーションを保つにはどうしたらいいのか?」というテーマで、私自身の体験も交えながら、お子さんの学びをサポートするヒントをお届けしたいと思います。

◆ プログラミングのモチベーションが生まれる瞬間

私が「プログラミングがしたい」と感じるとき、それは何かを“作りたい”ときや、“ひらめいたアイデアを形にしたい”と思ったときが多いです。
たとえば、「あの子が喜んでくれそうなゲームを作れたらな」とか、「こういうツールがあったら便利だよな」といった想いがふと湧いてきたときに、自然とキーボードに手が伸びています。

つまり、モチベーションは“必要だから”という義務感からではなく、“やりたい”という好奇心や創造欲から生まれているんですね。

これは子どもたちにとっても同じだと思います。自分の描いたキャラクターが動いたとき、自分の命令でゲームが進んだとき――その瞬間に「すごい!」「楽しい!」と感じる。その感動が、次の「もっとやってみたい」につながっていきます。

◆ なぜ途中でやめたくなるのか?

ところが、そんな楽しいはずのプログラミングでも、途中で「もういいや…」と手を止めてしまうことがあります。その原因の多くは、以下のようなものではないでしょうか。

  • 思った通りに動かない

  • エラーが出て直せない

  • ゴールが遠く感じる

  • 正解がわからない

  • 誰かと比べて自信をなくす

大人でも「思った通りに動かないコード」と何時間も格闘することがあります。子どもたちにとっては、そんな場面はもっとハードルが高く感じるでしょう。

◆ 継続のために大切な「小さな成功体験」

こうした“つまずき”の連続に打ち勝つには、「できた!」という小さな成功体験をたくさん積み重ねることがとても大切です。

たとえばScratchであれば、「ボタンを押したら音が鳴った!」だけでも十分な達成感になります。そこで「じゃあ次は動かしてみよう!」という気持ちが生まれてくるのです。

ポイントは、“完璧な作品を目指すこと”ではなく、“少しずつできることを増やすこと”。教室でも「うまく動かないけど、音だけ鳴ったね!」「じゃあ次は動きに挑戦してみようか」と、段階的に目標を設定しています。

◆ 「やらされる勉強」と「やりたい学び」の違い

モチベーションに大きく影響するのが、学び方のスタイルです。

「これをやってごらん」と言われて取り組む課題と、「これをやってみたい!」と自分から選んだ課題とでは、取り組む姿勢がまるで違います。

もちろん、基礎的なスキルや文法は必要です。しかし、それをただ順番に教え込むだけでは、子どもたちの心には響きません。

教室では、「好きなテーマで作ってみよう!」「やりたいアイデアがあれば、どうすればできるか一緒に考えてみよう」といった自由度のある学びを大切にしています。

◆ 教室での取り組み:モチベーションを引き出す工夫

デジタルステーション習志野では、以下のような工夫で、子どもたちの“やる気スイッチ”を探し続けています。

  • 「できた!」をその場で一緒に喜ぶ

  • 失敗しても「おしい!あと少し!」と前向きに声かけ

  • 他の子と比べず、あくまで“自分比”で成長を認める

  • プログラミング以外にも、ボードゲームや3Dプリンターなど好奇心の芽を広げる時間を提供

そして何より大切なのは、「プログラミングって楽しい」「自分にもできるかも」と思える環境を用意することです。

◆ まとめ:モチベーションは“続ける中で育つ”もの

私自身、「最近は忙しくてプログラミングの時間が取れないなぁ…」と思いながらも、スキマ時間を使って無理やりでも手を動かしているのには理由があります。

それは、将来のキャリアにつながると実感しているから」です。

プログラミングは、単に今楽しいだけではなく、将来の仕事や生き方にも大きく関わってくるスキルです。自分でアプリやサービスを作れたり、アイデアを形にできたりする力は、これからの時代を生き抜くうえで大きな武器になります。その実感が、日々のモチベーションの源になっています

そしてなにより――

みんなが喜んでくれるものを作りたい」

この気持ちが、たぶん一番大きいのかもしれません。「面白かった!」「これすごいね!」と言ってもらえた瞬間が、何より嬉しい。人の役に立てること、自分の作品で人の感情を動かせることが、プログラミングの何よりの魅力だと感じています。

こうした想いは、お子さんたちにも少しずつ芽生えていくものだと思います。大人の私たちが「なぜ続けているのか」を言葉にして伝えていくことも、子どもたちのモチベーションにつながるかもしれませんね。

プログラミングのモチベーションは、最初からずっと高く保てるものではありません。波があって当然です。でもその波を乗り越えるたびに、「自分でもやれた」という自信が育っていきます。

子どもたちの心の中にある「やってみたい」という種を見つけて、育てていくこと。それが私たちスタッフの役割だと思っています。

これからも、子どもたちと一緒に“楽しく続けられるプログラミング”を追い求めていきたいと思います。

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