[3Dプリンター]Ender-3 V3 KEの3Dプリントのしかたを解説!

はじめに

こんにちは!デジタルステーション習志野スタッフの山本です。

今回は、教室で使用している3Dプリンター「Ender-3 V3 KE」の、3Dプリントのしかたについて解説していきます!

当教室で運用しているEnder3 V3 KE 3Dプリンター

1. 印刷前のチェック

プラットフォーム(PEIシート)の清掃

フィラメントの残りカスなどが残っているときは、造形物に巻き込まれてしまわないよう除去しておきましょう。

フィラメント残量の確認・交換

印刷途中でフィラメント切れにならないよう、印刷に必要な量が残っているかを確認しましょう。

足りない場合はフィラメントの交換を行ってください!

2. 印刷物の選択

ディスプレイの横にある差し込み口にUSBを差すことで中のデータを閲覧できます。

作成したいデータを選択して、プリントを開始してください。

※右の写真では、専用の変換用USBを使ってSDカードを差しています

3. 印刷スタートと一層目のチェック

プリントが開始したら、1層目の出力状態を必ず目視で確認します。

  • 材料が均一につぶれているか → 均一になっていないなら、オートレベリングを設定する
  • 材料が浮いていないか → 浮きすぎているなら、Z軸補正を調整
  • 材料がノズルからスムーズに出ているか → スムーズではないなら、ノズルを交換(※)

どれかおかしいところがあれば印刷を中止し、調整を行いましょう。

※ ノズル交換の方法については、こちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください! 

レベリング(ノズルの高さ)の確認

Ender-3 V3 KEには自動レベリング(CR Touch)機能が搭載されているため、

手動で調整せずともきれいな印刷を行うことができます。

しかし、自動レベリングの後も手動でZ軸補正の値を微調整することでより正確に、失敗しにくくなるように印刷できます。

最初のレイヤーがつぶれすぎず、浮きすぎない位置を何度か試して調整しましょう。

造形物の一層目の様子

 4. 印刷後の処理

造形物の取り外し

冷却後はPEIシートが自然に収縮することで造形物をはがしやすくなります。

無理に剥がそうとせず、シートが冷えてから軽く反らせるようにして造形物を取り外しましょう。

ノズルとプラットフォームの清掃

フィラメントの焦げつきや残りかすはノズル詰まりの原因になります。

冷めたあとに柔らかいブラシやクリーニングフィラメントを使ってメンテナンスしましょう。

私はマイクロファイバー布を使ってノズルに付着したフィラメントをふき取っています!

📝 まとめ

以上、Ender-3 V3 KEの3Dプリントを行う方法について、解説していきました。

この解説記事が3Dプリンターを使用する方のお役に立てれば幸いです!

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