はじめに
こんにちは。デジタルステーション習志野スタッフの荒井です。
近年になって急速に普及が進んでいる「AI(人工知能)」ですが、皆さんは使ったことがあるでしょうか。
私は、ごく最近にAIが流行りだした時は高校生でしたが、学校でAIを使ったプログラミングをしていた時期がありました。
その経験から、今回の記事ではプログラミングで上手にAIを活用する方法についてお伝えしていきます。
AIに丸投げはNG
まず、絶対にやってはいけないこととしては、コードを書くのをAIに丸投げしてしまうことです。
私は高校生の時、リズムゲームの製作に挑戦していて、それの参考のためにAIに「メトロノームをPythonで作って」といった感じで、コードを作ってもらったことがあります。
何回か生成してみたのですが、うまく動きませんでした。
しかも、自分でコードを修正するにも、見たことのない機能が使われていたりしたことで、直し方も見当もつかない状態になってしまいました。(Windowsのシステム音を出すコードの部分が理解できなかった。)
このように、AIに1からすべて生成してもらう場合、AIを使う側の人間に知識がないと、出てきたコードの意味が分からず詰まってしまうことになりやすいです。
内容が分からないのにプログラミングをすることはできません。
そのため、まだプログラミングを始めて間もない方は、初心者向けの本を使って勉強していく方が、確実に知識をつけていけるのでお勧めです。

AIに指示をするための知識は必要
AIとの上手な付き合い方
私が思う、上手なAIの活用法は、「自分の書いたコードの確認」です。
すでに自分で作ったコードをAIに読ませて、誤りや、より効率的な記述方法の提案などをしてもらうのが、最も良い活用方法になると思います。
これは、「ペアプログラミング」と言われるプログラミングの手法と似ています。
ペアプログラミングでは、コードを書く役の人と、コードの確認や提案をする人の2人でプログラミングを行います。
こうすることで、プログラムの質を上げることが出来ます。
このペアプログラミングの、コードの確認・提案役をAIにやってもらうことで、プログラムの質を一人でも上げやすくなります。
自分で書いたコードの手直しになるので、無から生成されたコードよりも理解しやすいですし、意外なアイデアをAIが出してくれることもあるので、この方法でAIを活用してみるのはおすすめです。

これはモブプログラミング。ペアプログラミングの規模拡大版。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
AIをプログラミングに活用するなら、自分の書いたコードの確認をさせましょう。
ちなみに、学校などでプログラミングが課題に出たときに、AIを使ったら絶対にダメです。
なぜなら、AIは学校で習ってないような書き方をしたりするので、一目見ただけで見抜けるからです。
悪用してはいけません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
お疲れさまでした。
デジタルステーション習志野
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