AIの台頭で検索はどう変わる?
Answer Engine Optimization時代を“考える力”で乗りこえよう
こんにちは!デジタルステーション習志野スタッフのえびちゃんです。みなさんは最近、検索結果の上部に“答え”そのものが表示されたり、AIが一気に要約してくれたりと、ちょっと不思議な画面を見かけませんか? その背景にあるのが AEO(Answer Engine Optimization)――AIが答えを生成する前提でコンテンツを最適化する新しい考え方です。従来のSEOとは何が違うのか、そしてこれから検索はどう変わるのかを、一緒に見ていきましょう。

AEOとは? ― SEOとの違いをざっくり整理
今ではChatGPTやGoogleのAI Overviewsなど、AIそのものが答えを提示するシーンが急増。上位表示よりも「AIの回答欄に名前が載るかどうか」が勝負どころになりつつあります。

近い将来、検索はこう変わる ― 予想図
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質問ベース検索の増加
キーワードの羅列ではなく、「◯◯って何?」「△△のやり方は?」と話しかける形式が主流に。
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AIが“ワンアンサー”で完結
AI OverviewsやCopilotが要点をまとめ、リンクを開かずに解決するケースが拡大。
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音声・マルチモーダル検索が標準に
2024年時点で世界のネット利用者の55%が音声検索を日常的に利用。デバイス数は2025年に85億台を超える見込みです。
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Google「AI Mode」の常設化テスト
2025年5月、検索バー横に“AI Mode”ボタンが登場し一部ユーザーで試験運用中。(米国のみ)将来は従来検索と並列で使う形になるかもしれません。
AEO時代に“見つけてもらう”ための5つの実践ポイント
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Q&A形式の見出しを活用
タイトルやh2を「質問+ひと言答え」にするとAIが抜き出しやすい。
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構造化データ(FAQPage・HowTo)のマークアップ
schema.orgのFAQPageを入れると、Googleアシスタントに読み上げられる可能性も。Google for Developers
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トピッククラスターで網羅性を高める
メイン記事+関連質問の記事群を束ねると、AIが「ここを引用すれば全部そろう」と判断しやすい。Profound
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一次情報・引用ソースを明示
調査データや専門家コメントを入れ、出典も書く。AIは“裏付け”のある文章を優先します。
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生成AIでセルフテスト
ChatGPTやGeminiに自記事URLを渡し「この質問にどう答える?」と試し、出てこない要素を改善。
AI検索を“使いこなす”ためのプログラミング的思考
AIに質問するときは、プログラミングと同じ手順で考えると結果がグッと良くなります。
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ゴールを決める(要件定義)
例:「小学生にもわかるAEOの説明が知りたい」
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情報を分ける(入力の分解)
「AEOとSEOの違い」「最新事例」「メリット」のように要素を並べる。
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順番を設計する(手続き設計)
「定義→背景→活用法」の順で話して、とAIに伝える。
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ズレを直す(デバッグ)
「事例が古いので2025年以降にして」など、追加指示で品質を上げる。
Scratchでブロックを並べるのと同じく、“考えてから指示する” ことでAIは本領を発揮します。

デジタルステーション習志野で“考える力”を育てよう
私たちデジタルステーション習志野では、ゲームづくりやロボット制御を通じて、楽しみながら論理的思考を鍛える授業を行っています。
AEOの世界で必要なのは、AIに“良い質問”を投げて自分で答えを導く力。小中学生のうちからこの力を育てて、未来のAI社会を一緒に切り開きましょう!
まとめ
検索は「探す」から「AIに答えてもらう」時代へ。
その鍵となるのが AEO対策 と プログラミング的思考 です。
今日から質問の仕方・情報のまとめ方を意識して、AIと仲良くなりましょう。
デジタルステーション習志野では、無料体験や見学も随時受け付けています。「どうやってプログラミングを教えているの?」「子どもが興味を持つか分からない」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ気軽に足を運んでみてください。お子さまに合った学習プランを見つけるきっかけになるかもしれません。
無料体験では、実際にプロクラを使って簡単なプログラムを作成し、プログラミングの楽しさを体験していただけます。興味のある方は是非お気軽にご参加ください!
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