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ChatGPTがコードを書く時代に、子どもがプログラミングを学ぶ意味とは?

AI問題

「AIがプログラムを書いてくれるなら、これからプログラミングを勉強する必要はないのでは?」

ChatGPTをはじめとした生成AIが登場し、このように感じる方もいらっしゃるかもしれません。

実際、生成AIに「こんなゲームを作りたい」と伝えると、プログラムのコードを作ってくれることがあります。

では、子どもたちがこれからプログラミングを学ぶ意味はなくなってしまうのでしょうか?

私たちは、むしろAIが身近になった今だからこそ、プログラミングを通して「考える経験」が重要になっていると考えています。

AIはコードを書ける。でも「何を作るか」は決めてくれない

例えば、AIに、「簡単なゲームを作って」とお願いすると、プログラムを作ってくれることがあります。

しかし、

「どんなゲームにするのか?

「どうすれば面白くなるのか?

「キャラクターはどんな動きをするのか?

「プレイヤーが失敗したらどうなるのか?

こうしたことは、作る人が考えなければなりません。

プログラミングで重要なのは、コードそのものを暗記することだけではありません。

「やりたいことを実現するためには、どんな手順が必要なのか?」

と考えることも、プログラミングの大切な部分です。

マインクラフトでも「考えること」がたくさんある

当教室では、マインクラフトを使ってプログラミングを学ぶ「プロクラ」の授業を行っています。

子どもたちにとって馴染みのあるマインクラフトの世界でも、プログラミングをするとさまざまなことを考える必要があります。

例えば、「ここから向こうまでブロックを並べたい」という場合。

人が操作するなら、一つずつブロックを置けばできます。

しかしプログラムで動かすのであれば、

「何マス進めばいい?」

「いつブロックを置く?」

「同じ動きを何回繰り返す?」

「途中で方向を変えるならどうする?」

と、動きを細かく分けて考えなければなりません。

うまく動かなかったときが大切

プログラミングでは、一度で思った通りに動くとは限りません。

「ブロックを10個並べるつもりが9個しかない」

「違う方向に進んでしまった」

「途中で止まってしまった」

そんなこともあります。

ここで、「どこがおかしいんだろう?」と考えてプログラムを見直します。

修正して、もう一度実行する。

それでも違っていたら、また考える。

この「考える→試す→直す」という経験は、プログラミング学習の大きな特徴の一つです。

AIを使うときにもプログラミングの経験が役立つ

生成AIに何かをお願いするときも同じです。

例えば、「マインクラフトで建物を作るプログラムを書いて」

だけでは、思っていたものと違う答えが返ってくるかもしれません。

そこで、

「横10ブロック、縦10ブロックの壁を作りたい」

「入口を中央に作りたい」

「同じ処理は繰り返しを使いたい」

というように、やりたいことを具体的に伝えていきます。

つまりAIを上手に使うためにも、

「何をしたいのか整理する」

「必要な手順に分ける」

「結果を確認する」

という力が必要になります。

これはプログラミングで繰り返し経験する考え方でもあります。

AIが作ったプログラムにも間違いはある

生成AIが作ったプログラムが、必ず正しく動くとは限りません。

エラーが出たり、自分が想像していた動きと違ったりすることもあります。

そんなとき、

「AIが作ったから正しいはず」

と思ってしまうと、そこから先に進めません。

ある程度プログラムの仕組みが分かっていれば、

「この部分がおかしいかもしれない」

「ここを変更してみよう」

と考えることができます。

AIを使う時代だからこそ、AIの出した答えをそのまま受け取るのではなく、自分で確かめる力も重要になっていくでしょう。

「コードを書く力」から「考えて作る力」へ

これまでのプログラミング教育では、「自分でコードを書くこと」が注目されることが多くありました。

これからは、それに加えて、

・何を作りたいのか考える
・問題を小さく分ける
・順番を考える
・試してみる
・間違いを見つけて修正する
・AIが出した答えを確認する

といった力が、より重要になっていくのではないでしょうか。

文部科学省でも、学校現場における生成AIの適切な活用についてガイドラインや教材が公開され、2026年度も生成AIに関する教育の取り組みが進められています。

AIがあるからプログラミングを学ばなくてもよいのではなく、

AIがあるからこそ、自分で考え、AIを使いこなすための力を身につける。

プログラミング学習には、そんな役割も出てきているのかもしれません。

当教室でも、マインクラフトを使った「プロクラ」をはじめ、子どもたちが自分で考え、試しながら学べるプログラミング学習を行っています。

ゲームを楽しむだけでなく、「自分で作る側」に興味を持ったお子さまは、ぜひプログラミングの世界にも触れてみてください。

 

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