はじめに
こんにちは。デジタルステーション習志野スタッフの荒井です。
今回の記事では、プロクラ中級でよく出てくる座標について、指定した座標の範囲にブロックを置くコマンドの使い方を主に説明していきます。
テキストで座標について学ぶと、必ずセットで指定した座標範囲にブロックを置くコマンドを使います。
しかし、使い方に少し癖があり、気を付けないと思ったようにブロックがおけません。
そのため、本記事で注意点や使い方を理解する助けになればと思います。
プロクラ(マインクラフト)の座標の見方や考え方のコツについては、下記リンク先で解説したので、併せてご覧ください。
プロクラの座標で躓きやすい部分とその解説
座標指定でのブロックの置き方
座標指定でブロックを置く場合は、以下の画像のようにすることが多いです。

まず、変数「原点」「始点」の二つを作ります。
原点は「エージェントの位置」に設定。原点という変数の中に、エージェントが今いる場所のx座標、y座標、z座標が入ります。
始点は今回の場合「原点」に設定します。(始点は作るものによって変えることがあります。)
次にブロックを並べるコマンドを置き、並べたいブロックを選びます(写真は置いた数が数えやすい音符ブロック)。
範囲の始まりは「始点」にします。
始点を設定するときに、原点+x座標、y座標、z座標 とすることで、原点から少し離れた位置からブロックを置き始めることができます。
範囲の終わりについては、「始点」+x座標、y座標、z座標と入れていくのですが、数え方に注意点があります。
何かを作りたい場合、「始点」の座標から数を足す関係で、最終的に作りたいもののサイズから1引いて考えなければなりません。

図にすると、上のようになります。
ブロックを横に5つ置きたいのであれば、始点ブロックにプラスで4つおいてあげると、ちょうど5つブロックがおけます。
頭で考えているとかなりややこしいので、範囲指定でブロックを置く場合は、図を書いて検証してみるとわかりやすいです。
実際にやってみる
では、実際にやってみます。
上の図と同じものを作るためには、以下のようにします。


図の通り、きれいに横一列で置くことが出来ました。
ちょっと応用してみる
では、5×5×5で、中身が空洞の正方形を作ってみましょう。
以下のように作りますが、注意点がいくつかあります。

まず、空気ブロックを置く前に、始点の位置を変更しています。
これは、5×5×5のブロックの1マス内側からブロックを置くイメージです。
5×5×5の正方形は、始点の分を引いてそれぞれの座標方向に4ブロックずつ足してあげれば良いですね。
また、範囲の終わりにも注意しなければいけません。

今回の場合の図も書いてみました。
中に空洞を作る場合は、外側1ブロック(青い部分)を残さなければなりません。
そして、始点は先ほど設定した通り、1ブロック内側になります(赤い部分)。
そのため、範囲の終わりは、始点+2ブロックでちょうどのサイズになります。
中の空洞は3×3×3になるので、範囲指定するときは始点の分を引いて、2ブロックだけ足す、という形になります。
考え方は、ずっと変わっていません。
ちなみに、実行すると下の画像のようになります。


まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、座標を使ったブロックの置き方について、解説していきました。
この記事を参考に、中級の難所攻略の助けになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
お疲れさまでした。
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