配列の基本的な使い方

はじめに

こんにちは。デジタルステーション習志野スタッフの荒井です。

今回の記事では、プログラミングを学び始めると出てくる難しいもの第二弾として「配列」について、pythonの例文を交えて説明していきます。

配列はプログラミングを学び始めてしばらくすると、大体の言語でも出てくるものですが、言語によっては複数の種類や似たような機能があり、使い方も少し変わったものとなっています。

そのため今回の記事では、配列に似たようなものの種類の紹介と、どう便利なのかも一緒に解説していけたらと思います。

 

 

配列のお話

プログラミングにおける配列とは、複数のデータをメモリ上の一列に並べたデータ構造のことを言います。

pythonの場合は、リストと呼びます。理由は後述します。

 

では、pythonのリストを例に、説明していきます。

まず、リストを使う際には、このように初期化します。

 

a = [1,2,3,4,5]

 

角括弧で囲った中に数字をカンマ区切りで入れる形です。

この括弧の中に入っている、1,2,3...のような数字を、配列の要素と言います。

 

ちなみに、配列の要素には番号が振られています。

なので例えば、上記のリストaから、数値の「3」を取り出すときは、以下のように書きます。

b = a[2]

この時の、aの横に書いた角括弧の中身(今回の場合は、2)を、配列番号又はインデックス番号と言います。

注意点として、配列番号は、最初の要素を「0番目」として数えていきます。

 

本当に間違いやすいポイントなので、注意してください。

 

以下に、pythonで上記の配列を出力するソースコードを示します。

配列は、for文に使うことで、変数iに配列の要素を順に代入し、配列の要素数分繰り返すという処理を書くことが出来ます。

便利な書き方なので、ぜひ覚えておきましょう。

 

余談

前述しましたが、実はpythonのリストは、他言語の配列とは、少し違います。

例えば、他言語の配列は、一般的に同じデータ型しか入りません。

数値なら数値、文字なら文字しか入りません。

しかし、pythonのリストは、数値も文字もごちゃまぜにしてしまっても、特に問題はありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

配列が使えるようになると、変数をひとまとめにすることが出来るので、大量に変数を使うときなどに重宝します。

例えば、ゲームのキャラクター一人一人のパラメータを保存したりするのに便利です。

使い方に癖があるので、ぜひ覚えて、便利に使えるようになりましょう。

お疲れさまでした。

 

 

デジタルステーション習志野

〒274-0063 船橋市習志野台4-1-7 習志野駅前郵便局2F