こんにちは!デジタルステーション習志野スタッフの小澤です。
今回は、子どもから大人まで大人気のプログラミングサイト Scratch(スクラッチ) を使って、本格的なトランプゲームづくりに挑戦していきます!
「どうやって企画を立てるの?」「カードの動きはどう作るの?」など、ゲーム開発の流れを 構想 → 実装 → 完成 まで順を追って紹介していく予定です。記事はシリーズ形式で進めていきますので、初めての方も安心してついてきてくださいね。
さあ、それではさっそく最初の一歩を踏み出していきましょう!今回の章は、計画書づくりです!
なぜ計画書を作るの?
今回は、まず「計画書」というものを作っていきます。なぜ計画書?と思う人もいるかもしれません。ここでは計画書の必要性について書いていきます!
どうして計画書が大事なの?
ゲームを作ろう!と思ったときに、いきなりプログラムを書き始めてしまうとどうなるでしょう?
最初は楽しく進むかもしれませんが、途中で「ルールはどうしよう?」「ステージは何個にするんだっけ?」と迷ってしまうことがよくあります。
計画書をつくっておくと、
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ゲームのゴール(どんな遊びを目指すのか)がはっきりする 
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必要なキャラクターや背景がわかる 
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プログラミングの順番が整理される 
このように、途中で迷子にならずに最後まで完成に近づけることができるのです。
計画書といっても、むずかしい言葉で書く必要はありません。
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ゲームの名前:ワクワクするタイトルを考えてみよう 
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ゲームの目的:どんなふうに遊んで、どうなったら勝ち? 
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ゲーム画面:どんなテイスト?色合いは? 
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ルール:プレイヤーができる行動は何? 
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必要な素材:背景、効果音、イラストなど 
紙に書いてもいいですし、パソコンで表にしてもOKです。絵を描きながら考えるのも楽しいですよ。
計画書を作ろう!
では、大切さを説いたところで早速今回作るゲームの計画書を書いていきます!
今回作るトランプゲームは「ブラックジャック」というゲームにしたいと思います。世界で広く遊ばれていることブラックジャックですが、今回はゲーム性を高めるため、ベースはブラックジャックにしつつ、そこに自己流のルールを少しだけ追加していきます!そして、できたルールがこちら!
使用カード
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ジョーカーを抜いた52枚のトランプを使用 
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山札は2人(プレイヤーとコンピュータ)で共通 
カードの数え方
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A ~ 10 … そのままの数字 
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J, Q, K … すべて「10」として扱う 
ラウンドの流れ
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初期 - 
最初にそれぞれ2枚ずつカードを配る 
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1枚は表向き、もう1枚は裏向き(自分には見えるが相手には見えない) 
 
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ターン制で行動 - 
自分のターンで「カードを引く」か「パスする」かを選択 
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引いたカードは表向きに置く 
 
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ラウンド終了 - 
両者が「パス」を選んだ時点で終了 
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お互いの合計を比べる 
- 使ったカードは使用済みカードとなり山札には戻さない
 
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勝利の判定
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21に近い方が勝利 
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相手が21を超えた場合 → プレイヤーの勝利 
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両者が21を超えた場合 → より小さい合計の方が勝利 
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引き分けの場合は、どちらのライフも減らない 
ライフ制
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各プレイヤーは「ライフ3」からスタート 
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ラウンドで負けるとライフが1つ減る 
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先にライフがなくなった方が敗北 
次にゲーム画面を大まかに決めていきます!図形ソフトやスクラッチのベクター機能などを使ってレイアウトを作っていきます。計画書の時点ではゲーム画面のデザインは大まかでかまいません。デザインの方向性が決まっていると、ゲームを実際に作るときすらすらと作ることができるのです。
まず、ゲーム開始画面のデザインを作りました
 
そして、ゲーム中の画面も
まとめ
デジタルステーション習志野では、スクラッチによく似た操作でプログラミングができる「プロクラ」という教材を使用してプログラミングを楽しく学ぶことができます。
子どもたちが“楽しく・深く・自分らしく”学べる環境づくりを大切にしています。
皆さんもぜひ一緒にプログラミングを学んでみませんか?
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