2020年のプログラミング教育必修化
来年の2020年はオリンピック開催の年になり、大きな期待がかかりますが、
プログラミング学習が必修化になり、こどもたちの将来にも大きな期待がかかります。
さて、このプログラミング学習の必修化においては、
国がそうしようと決めた理由の一つにITの人材不足があります。
10年後には78万人の人材が不足!?
経済産業省の試算では、78万人もの人材が不足するとしています。
人が今後ますますAIに頼るようになり
ITを作るよりも活用する人が増えると予想されているのがこの話のスタートであるという見方もあります。
しかし、AIに仕事を任せるにしても、その設計に元ずくデータの選定、検証、運用、プログラミングに至るまでの工程はやはり人間が組み上げていかなければいけません。
データを吸い上げるのはAIでも、その活用方法、安全な管理など、課題は山積みといえます。
10年後には今よりもっと便利になる、その事はなんとなく簡単に予想できるでしょう。
では、そのサービスや仕組みを提供、開発するのは誰かといえばやはり人間なので、新しい分野での雇用が必要になると考えられます。
そういった意味では、進化したサービスやIT産業が広がり、その分働く人材が増える、そしてそれに備えて、それだけの人材を育てていかなければいけない。
2020年は、そういった国としての準備をしていこうという意味を、
このプログラミング教育の必修化を通して感じとる事ができます。
いつから始めるといいの?
2020年から始まるプログラミング教育。
この情操教育は早いうちに始めた方がいいと思っています。
小学校から始まり、中高大学まで学習はレベルアップしていく訳ですが、
今年度で小学校6年生のお子様は、学校で基本を学ばないまま、中学から始まります。
これがいいのか悪いのかは分かりませんが、
理解の速さという面から考えれば、もちろん小学校のうちから初めておいたほうがいいと考えています。
それはなぜか。
来年からは小学校1年生から取り入れられていく中で、
その子たちが同じく中学に入った時の学習課題は、
6年の経過を見てまず間違いなくカリキュラムの精査が進み、レベルアップしている事だと思います。
その「将来レベルアップした学習を【今】受けよる」為には、当然早い段階で学習をはじめ、レベルアップしていく意外の近道はありません。
それを考えると、
今年度5年生6年生の子供たちは、ちょうど理解度も上がり、「プログラミング学習を始めてほしい」時期だと思います。