今回のテーマ
みなさん、こんにちは!
デジタルステーション習志野スタッフの小島です。
今日は少し視点を変えて、PCを操作するデバイスについて紹介をしたいと思います。
マウスの歴史
マウスのはじまり
現代ではPCを操作するためには必須といっても過言ではないデバイスのマウスですが、その誕生は今から50年以上も前のことでした。
マウスの開発者はアメリカの指折りの発明家として有名なダグラス・カール・エンゲルバード(Douglas Carl Engelbart)です。
当時、エンゲルバードはスタンフォード研究所(現材のSRIインターナショナル)に所属しており、 『人類の知性の増強: 概念的フレームワーク(Augmenting Human Intellect: A Conceptual Framework)』を代表としたヒューマンインターフェースに関する研究を提案し、先の組織に内にオーグメンテーション研究センター(ARC)を設立して開発に勤しんでいました。
最初のマウス
実はマウスの開発はエンゲルバードの研究の根本ではなく、あくまでも一端にすぎませんでした。
エンゲルバード率いるARCはマウスに加え、ウィンドウやビデオ会議、メモ帳のようなエディタなど、現代のパーソナルコンピューティングの基本的な機能のすべてを開発しました。
そして1968年12月09日、正に55年前の今日にアメリカのサンフランシスコで、大衆に向けたコンピュータシステムのデモンストレーションが行われました。
このデモは、今日のIT社会に多大な影響を残しており、その先進的かつ画期的な内容から『すべてのデモの母(英:The Mother of All Demos)』と呼ばれています。
この時に使用されたマウスは金属の円盤で縦横の動きを検知するものでした。
現在のマウス
光学式マウス
現在、広く使われている光やレーザーを利用したマウスは光学式マウスと呼ばれます。
これは光がものに当たった時に反射する現象を利用したマウスです。
反射光を利用するので通常と異なる反射をする鏡や光沢のある場所だと工夫が必要となります。
例えば、レーザーを使ったり、従来の赤色ではなく青色のLEDを使うなどの工夫があります。
その他の入力装置
現在はマウス以外にも多種多様な入力装置があります。
本体ではなく付属のボールを転がすことで操作するトラックボールやLaptopなどについているスライドで操作できるトラックパッドなどがそうです。
まとめ
実は今日は上述されたデモの50周年を記念して2018年からマウスの誕生日とされています。
それに因んで、この話を紹介しました。
マウスを含めたPCのデバイスはヒトが操作しやすいように日々、進化を遂げています。
この先どんなデバイスが出てくるのか楽しみですね。
調べてみよう!
なぜ青色のLED?
一般に赤色のLEDマウスと青色のLEDマウスでは後者の方が性能がいいといいと言われます。
その理由は何故でしょう?
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