【プログラミングが義務教育に②】なぜ?義務教育に?

小学校プログラミング教育のねらい、育もうとする資質・能力とは

皆さんこんにちは。スタッフのナカニシです。

前回に引き続き、この記事では、なぜプログラミング教育が今必要とされているのか、

その理由を考えてみたいと思います。

1.プログラミング教育の3つのねらい

プログラミング教育の目的は…

  1. プログラミング的思考を育む
    「プログラミング的思考」とは、問題を論理的に考え、解決する力のこと。例えば、コンピュータで正三角形を描くときに、どの命令をどう組み合わせればよいかを考えることが、まさにこの思考力を養うことになります。

     

  2. 情報技術を社会で活用する態度を育む
    プログラムや情報技術が社会でどのように活用されているかを学び、それを使ってより良い社会を作ろうとする態度を育てます。コンピュータを使って問題を解決する力は、将来社会で役立つ大きな力になります。

  3. 他の教科の学びを深める
    プログラミングを算数など他の教科に取り入れることで、学びをより深く、確実にすることができます。例えば、算数の問題をプログラミングで解くことで、論理的思考が促進され、学びがより強化されます。

2. プログラミング教育を通じて育まれる力

プログラミング教育では、ただプログラムを書く技術を学ぶだけではありません。

子どもたちは、実際にプログラムを作成する中で「自分で考えて行動する力」や

問題解決のために試行錯誤する力」を養います。また、協力して作業することを通じて、

チームワークや粘り強さも身につけることができます。

さらに、プログラミングを通じて、著作権や情報モラルといった大切な価値観を学ぶこともできます。

例えば、画像や音楽などを使う際に著作権に配慮することが求められるため、

社会で必要なマナーやルールを身につけることにもつながります。

📸「ブログ用写真を撮るよ~」の声掛けに、ちょっぴり緊張顔の自考力の生徒さん😊

まとめ

小学校のプログラミング教育は、単にコンピュータを使う技術を学ぶものではなく、

子どもたちに「自分で考え、問題を解決する力」や「情報をうまく活用する力

を育むための大切なステップです。プログラミング的思考を通じて、

論理的な思考力や社会で活躍するための態度を育てることができるので、

今後の学びや社会での活躍に大きな影響を与える教育だと言えるでしょう。

📖文部科学省【小学校プログラミング教育の概要 】

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/21/1417094_003.pdf

 

 

 

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